2016年8月8日月曜日

160806-160810_前穂高岳~槍ヶ岳縦走(4泊5日)3日目

【3日目】

いよいよ今日はこのツアーの核心日となりました。

奥穂岳山荘~涸沢岳~北穂高岳~大キレット~南岳小屋を今日一日で移動します。

当初は、北穂高岳までとし、北穂高小屋に泊まってのんびりする計画でしたが、朝8:30に小屋に到着。あまりにも朝早いし、気力、体力も持ちそうということと、翌日が台風の影響で風が強くなる予報となっており、大キレットを本日通過した方がいいという結論となった。

走破した感想としては、楽しかったの一言。天候にも恵まれ、すごく危険というほどのものは感じませんでした。これで風雨があると状況は一変するのでしょうね。
本当にラッキーな山行です。

朝5:30に穂高岳山荘を出発。この日は朝ごはんの代わりにお弁当を頼んだ。

朝日に照らされた奥穂を後に、涸沢岳まで一登り
穂高岳山荘とそのテン場

まだ少し暗い槍までの山々
手前は北穂岳

まず最初に涸沢岳からの下り
高度感ある崖を涸沢に向かって降ります

この岩壁を降りてきました
おもしろい

槍方面に慎重に進みます

トラバースでは、チェーンが設置されている

オーバーハング感満載の下り
足元が見ずらく少々難儀
岩にはBOLTが埋め込まれていました




緊張が続く

ふと足元を見ると完全に切れ落ちている

まだ朝早いので直射日光を避けられ
順調に歩を進めます









こんな痩せ尾根も通過

北穂到着
後ろには槍が見えています

後ろを見ると前穂、奥穂、ジャンダルムが
一望できる
それと北穂のテン場は涸沢側のけっこう下にある
(赤いテントが張ってあるところ)

奥穂方面
いや~、ここずっと歩いてきたのね

憧れの北穂小屋のテラス
また今度ゆっくりしよう

左に前穂、中央に奥穂、右に笠ヶ岳
のパノラマ撮影

休息終わって、出発
大キレット、南岳、槍方面

北穂からは一度降りて、また昇り返す

大キレットをぐいぐい降りていきます

体全体を使うので、足に疲労感は少ない

これから向かう尾根、長谷川ピーク
この壁をよじ登り稜線に出ます

GOOD!!

長谷川ピークにやってきた

南岳が近づいてきた

最後にこの壁を登ります
ここの取りつきで左足くるぶし上に嫌な痛みが、、、



この大キレットを楽しく走破できました



南岳小屋の横にて南岳方面を望む
奥には槍が顔を出していました

中はこぎれいな小屋でしたが、
一人当たりの占有面積が小さすぎて寝返りが大変

小屋近くの獅子鼻展望台にて
王様の椅子で感慨に浸ります
奥穂、大キレットがよく見えます

午後はやはりガスが多くなってきた
ジャンダルムは不気味な存在感を放ち、
見え隠れ

夕方をすぎると、ガスも少なくまたチビリ

これ以上望むことのできない、岩山登りデーとなりました。
明日は槍ヶ岳までのショート山行。

気象人提供

気象人提供

4日目に続く



2 件のコメント:

  1. 大キレットもよかったけど、唐沢岳~前穂の間もそれに以上にGOODでした。

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