2016年8月10日水曜日

160806-160810_前穂高岳~槍ヶ岳縦走(4泊5日)5日目最終日

【5日目 最終日】

今日で、稜線上からはお別れ、言い残すこともなく下山できました。

入山から下山までほぼ快晴に恵まれ、こんなすばらしい山行は初めて。

最終日は、槍沢方面をまわって上高地までです。

ただ、一昨日の大キレット最後のところから左足内側くるぶしの少し上の筋を痛めたらしく、最後は少しの痛みと戦いながらの下山。

今まで稜線上を歩いた距離を超える長さのコースを一日でいっきに下ることになります。

槍ヶ岳山荘を沢に降り始めたときは風もあり寒かったですが、少し下ると暑い中での山歩きとなりました。

朝4:30に出発して上高地には13:30に到着。8時間半ほどかかったことになります。



朝日が出る前に山荘の前から

穂先もまだ闇の中
多くの方が登っているようです
われわれは、昨日たっぷり楽しんだので
さっさと下山

殺生ヒュッテの横を下ります
風が強めで寒かった

途中沢の途中でモルゲンロートが見れた
とても美しい

穂先

チングルマが涼しそう

この先で槍ともお別れ

槍の見える最終地点で朝ごはん
山荘の弁当をいただきました

沢の途中で日陰になり涼しい
奥に中岳と大喰岳が見える

沢が狭くなってきた

槍沢小屋の手前は
このような径
ダケカンバかな

槍沢キャンプ地
暑そう
ここで水が補給できる

あの槍でない、槍っぽい山が見えた
これはカブト岩らしい

槍沢小屋のヘリポート脇から本当の穂先が見えた

槍沢小屋到着

横の槍沢は涼しげで飛び込みたい

沢の横ではUP DOWNの少ない道をひたすら歩く



涸沢との分岐地点になる横尾に到着
あづい~、足いて~

徳沢に到着
おいしいカレーとアイスクリームをいただき
少し元気が出た

徳沢からは明神岳方面がよく見える

明神館
あと一息

ここまでくると一般観光客多数
いて~

上高地到着!
稜線は見えるがその奥は雲がかかっている

最後は足の痛みと暑さでバテ気味でしたが、なんとか完遂。

思いで残る山旅となりました。みっちゃんお疲れさまでした。次はジャン?


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上高地バスのチッケト売り場で、2人組の大学生から声をかけられタクシーで沢渡まで移動。
一人当たり1200円→1050円になり並ぶことなく。しかも早く沢渡に到着。ありがとう~

ちなみに、その大学生は昨日8:00に上高地を出発して槍ヶ岳山荘に15:00についたそうな。
装備は軽装で、軽量化と若さの組み合わせはすばらしい。

次回のテーマは軽量化かな!?

その後、五日ぶりのお風呂:沢渡温泉梓湖畔の湯で汗を流し、乗鞍方面のカフェ:ふきのとうでおいしい馬肉のステーキをいただき、有終の美を飾ることができました。


気象人提供

気象人提供



2016年8月9日火曜日

160806-160810_前穂高岳~槍ヶ岳縦走(4泊5日)4日目

【4日目】

今日は縦走の最終日。最北の山 槍ヶ岳までの山行です。

南岳小屋~南岳~中岳~大喰岳(おおばみだけ)~槍ヶ岳。

昨日、北穂高岳で一泊の予定を南岳まで進めたので、4時間弱の計画です。
結果、予定より早く、槍ヶ岳山荘には8時30分に到着。

やはり台風の影響で早朝は風がやや強く、槍の穂先部分については、たまに顔をだすものの夕方までガスに覆われていました。
天気予報では次第にガスが取れるようでしたので夕食までは穂先に行かず、談話室などで一日ヒマな時間を耐えていました。

夕食は一番に並び、掻き込んでいっきに穂先に出発。

これが、大当たり!雲も次第に下がっていき、ブロッケン現象など雲と夕日のダイナミックな光景を目の当たりにして、感動しました。

この時点では穂先に6名ほどしかいなく、皆で喜びを分かち合いました。長めの山行でしたが、恵まれた稜線最後の旅となりました。


南岳小屋を6時前に出発です。

南岳小屋
後ろに穂高連峰

南岳山頂

南岳山頂からはこのような稜線をたどる

ときおりこんな場所も

がれた、浮石の多い縦走路を進む
向こうに中岳と大喰岳
槍の穂先はガスの中

東鎌尾根
殺生ヒュッテと稜線上にヒュッテ大槍が見える

中岳から後ろを振り返る

中岳頂上
槍の穂先が少し垣間見えた

中岳からの下りのはしご

目の前に大喰岳


大喰岳山頂
槍はガスの中

槍ヶ岳山荘到着

槍沢方面の殺生ヒュッテ付近で
救助ヘリコプター

長い夕食までの時間を耐え、いただきま~す

天気予報どおり
やったー
さっそく取りつきます

途中、小槍を見ると
クライミングをやっていた

はやる気持ちを抑えつつ登る

登ったとたん、またガスが、、、
穂先頂上

次第に雲も下がり太陽が拝めた

ブロッケン現象
自分が神になった気分
改めて記念撮影

感動を明るく振る舞ってくれた
廻りの山も雲から顔を出し始めた
左に奥穂高、右に乗鞍岳
一緒に楽しめた
素晴らしい夕日

満足して帰途につく
フランス人の方とも

降りている途中では多くの山が見えてきた
前穂、奥穂、ジャンダルム、、、

明日は、槍沢経由で上高地に戻る予定。
本当にいい気持で縦走を締めくくることができました。


気象人提供

気象人提供

5日目(最終日)に続く