2009年5月23日土曜日

090523_金精峠~日光白根山周遊


今日(5月23日)突発的に日光白根山に行ってきました。
今の時期に行ったことがなかったので、雪の付き具合とかも知りたかったし、天気も一度ダメそうだけどまた良くなりそうとの予報があり決定です。

本日は単独。

コース:金精峠-五色山-弥陀ヶ池-白根山-非難小屋-前白根山-五色山-金精峠▼


このコースは金精山の西側以外は奥日光、尾瀬などの景色が常に展望がきき、お気に入りのコースです。それに、ここはロングコースなので人が少なく静かな山が楽しめます。


登りはじめの急登から見た金精山▼


金精峠▼


道路がない時代はここを行き来していたのでしょうね。


金精山の西側急登手前のトラバース▼


一番気がかりだった金精山西側、トラバースは大丈夫でしたがその先では階段などが埋まっており、燧の主の斜面より急なところで非常に苦労しました。登りでこれじゃ、帰ることが出来るかずっと気がかりでした。(下のほうに写真あり)


金精山頂上から日光連山▼


金精道路もよく見えます。朝もやがかかって箱庭的な感じはすばらしい。


湯元への分岐を超えたところ▼


今回はスキーが出来るか?とのポテンシャルの確認も若干兼ねています。このへんは結構いけそうですね。
でもここから湯元までの尾根コースは今回は行っていないのでわかりませんが。(次回への宿題)


五色山を弥陀ヶ池方面に少し過ぎたところから▼


本当に美しい。五色沼も深いブルーで輝いていました。

弥陀ヶ池▼


弥陀ヶ池からの急登▼


結構雪がべったりでしたが、ステップが容易に刻めるため順調に高度UP。このあたりから、菅沼からの登山客が多くいらっしゃいました。でも夏よりは少なめ。

山頂への途中▼


振り返ると菅沼、弥陀ヶ池▼


そして頂上▼


風がややあり、このカッコウでちょっと寒かったけどここで昼食。遠望は出来ないものの奥日光はよく見えて、尾瀬の至仏と燧は中腹まで見ることが出来ました。

噴火口跡▼


東側斜面(下のほう)▼


4月であれば噴火口跡から、ずっと滑れそうです。(僕はまだダメやけど、、、)

前白根山付近からの日光連山▼


前白根山を含む外輪山まで登り返すとまた、すばらしい景色をずっと眺めることができます。

白根山と五色沼▼



下りで苦戦した金精山西側の斜面▼


直登の道はふさがれ、この不安定な空洞だらけの雪の急斜面を後ろ向きに下りました。これがなければ、気楽にこれるのですが、、、無事通過。ピッケルは必需品です。


このコース朝7時過ぎから17時近くまでかかりました。10時間弱歩きずくめで結構疲れましたが、終始いい景色に恵まれよかったです。

スキーのポテンシャルですが、3~4月ごろに湯元からアプローチして頂上まで行き、噴火口跡から非難小屋まで東斜面をすべり、五色山に登り返して湯元に伸びる尾根を降りるというのが出来るかもと思いました。(湯元への分岐点からの尾根の雪の状態がよくわかりませんが)

まっ、自分が実際に出来るのは???ですが(笑)

2009年5月9日土曜日

090509_燧ヶ岳スキーツアー

スキーシーズンが終わりに近づき、燧ケ岳に行ってきました。

お天気狙いの今シーズン、燧ケ岳では計画に合わせて晴れてくれたようです。
しかし、朝から気温が急上昇!風もなく、登りも下りも大変暑かったです。


御池からの登り始め▼


最初はゆるい斜面を登ります。
今回は、途中に急登が何箇所かあるので初めからシールは装着せず、淡々とつぼで登ることに専念します。

ステップソールで登られた方は、急斜面で若干苦労されているようでした。

熊沢田代手前から燧ケ岳▼


ここは、田代より少し高いのでスキーを装着して田代まで滑り降りましたが、板が走らずちょっと残念。

ふたたび、スキーを担ぎ頂上までの急登に備えます。


頂上下の急登斜面から見た会津駒方面▼


最後の急斜面▼


そして頂上▼


昨年のガス+無風の異様な感じとは違いすばらしい景色です。でも無風で暑かったですね。


柴安嵓を手前に至仏山、尾瀬ヶ原▼


先月28日に行った、至仏山では11日から登山、スキー禁止なので混んでるでしょうね。
まだなんとかギリでムジナ沢はすべれそうな感じ。

尾瀬沼▼


尾瀬沼の上はもう危険で歩けないそう、、
いつか、こちら側も滑り降りたいですね。

頂上では長めの眺めと昼食でゆっくりしたあと、いよいよ滑降です。
頂上では後からこられた、みどぽんさんと合流し総勢6名でのつあーです。

皆さん特徴あるすべりで楽しませてもらいました。自分は昨年からあまり上達しておらずがっくし、、、



今年も熊沢田代から東ノ田代まで進みます。

熊沢田代からの急斜面▼


皆さん絶好調のなか、ゆるゆると降りました。

東ノ田代の淵をぬけると急斜面に例の主が▼


何名かツリーホールに落ちるのを見て、おそるおそる斜滑降で切り抜けます。

そして沼山峠まで通じる車道(一般車両通行禁止)に降りてすべりはお終い。

御池までの車道▼



御池駐車場まで楽しいおしゃべりで単調な道をこなし、すべて終了。



みどぽんさん、HAMAさん、T村さん、T村妻さん、みっちゃんお疲れ様でした。






2009年5月1日金曜日

お天気狙いの月山~小屋一泊ツアー


今年の天気は連休前半天気が約束され、4/29の祭日に移動し5/2の土曜に帰宅すれば往復2000円の高速代ですむし混雑もないだろうと、t村さんと月山行きを計画しました。
風邪気味でのどがやられていましたが、このチャンスはめったにないと決行です。

前日は夕方宇都宮を出発し、道の駅西川で車中泊して、昨年強風で断念した清川行人小屋を目指します。

ツアー1日目(4/30)は、地元の87ワさんと合流し月山頂上までお付き合いしていただきました。
月山でも新雪が先日の吹雪でひざぐらいまで積もったらしいので、白さがいちだんと輝いています。


リフト上部の柴灯森~月山▼


広大な沢状の姥ヶ岳山腹を出来るだけ高度を下げないよう月山方面に向かいます。今回は品倉尾根への分岐点である柴灯森を通過ポイントとして進みます。

柴灯森からみた品倉尾根▼



月山頂上直下の急登▼


ここは固めの雪で場所によりズリズリ状態。慎重に高度を上げます。

バックに品倉尾根方面▼




今回のメンバー
t村さん、87ワさん、roushi (山頂付近にて)▼


月山神社と頂上▼


頂上では風は強いものの強風とまではいかず、小屋横でのんびり休息。楽しい時間がすごせました。


ここで、お互い検討を祈り87ワさんと別れ、t村さんと清川行人小屋を目指します。





そこは、今シーズン最高の雪質で迎えてくれました。
来てよかった実感した想像以上の雪と斜面です。ほとんど人もおらず、ノートラックの自由なラインを描きました。


t村さん▼



清川行人小屋▼


快適な滑りを堪能すると清川行人小屋です。無人の小屋ですが、ボランティアで管理されている方と先客2名の方の計5人が泊まりました。

蒔きストーブ▼


2階の窓からの眺め▼


管理人さん、宮城の方の貴重な面白い話を聞くことができ、混雑した山小屋にはない本当の山小屋を体験したようです。僕は体調が今ひとつで好きなお酒をあまり飲めず、少し残念でしたが(笑)


小屋西側の斜面▼


ここも滞在すれば、いろいろ楽しめそう、、、



翌日、また滑ってきたコースを月山頂上まで登り返します。気温はそれほど低くないものの風が強く、大変でした。

頂上小屋の横で下りの準備▼



おそるおそる滑り降ります▼


一応雪の付いている上部からスキーを履いて降りましたが、斜滑降でなんとか高度を下げます。(t村さんはテレマークターン!)



強風で疲れたため、その後は出来るだけ高度を下げずにリフト小屋を目指しゆるゆると下りました。

リフト小屋からは例のリフト東側のコースでツアー気分を満喫し無事下山出来ました。

東側のコース(少し亀裂があります)▼



下山後はお楽しみの西川町の山菜料理旅館 出羽屋でお世話になり翌日宇都宮まで帰宅です。

t村さん、87ワさんお疲れ様でした。
今回は狙い通りで満足。


今回のコース▼


青=4/30(行き)
赤=5/1 (帰り)